天童荒太の小説。
印象的な表紙の本で、亡父の本棚から借りてきた。
もっと早く読んでおけば良かったと何度も思った。
読まないままでずるずる来たのだが、これも引っ越を機に課題図書に指定。
残りページが少なくなって、家で読み切ろうとしたら失敗して、
通勤している途中に歩きながら読み、電車に乗ってからも離さず、
海浜幕張駅直前で読み終わり涙を抑えるのに一苦労。
感動は人の感情の一形式であるが、この本からはそれをたっぷり頂いた。