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妻が悠風と二人で家にいた時。
昼ごはんの買い物に行こうとしたのですが、悠風はアンパンマンに夢中。
おうちでお留守番してて、と悠風を残し外から鍵をかけ、妻は歩いて5分くらいのスーパーにでかけました。

お会計のためにレジに並んでいると悠風が特に気負った様子もなくスケーター片手に
「ママいたー。」
とニヤニヤして寄ってきたそうです。

その話を外出から帰ってきて妻から聞いた僕は、鍵を開けたことやよくいく場所とはいえ信号のある交差点もあるのに一人でたどり着いたことに大変感動しました。
改めて悠風から聞こうとインタビューをしました。
すると、
「ゆふこけたんだよー。」
と新情報。
「どこで?」
「信号のとこ。」
「えー!大丈夫だったの?」
「青のちかちかだったから。」
どうやら信号を渡っている途中で点滅が始まり、律儀に戻ろうとしてこけたようでした。

背筋に冷たいものが走りましたが、無事で良かったです。
悠風が大きくなるまでにいくつの奇跡が必要なんだろう、僕が大きくなるまでに幾つの危機を知らず知らずにくぐり抜けてきたんだろう、と思いました。
地球は奇跡に満ち溢れておるな、と改めて思いました。