悠風を二階で寝かしつけ、夫婦で一階の居間でくつろいでいた午後十一時半。
二階で足音。
トイレをする音がして、その後足音。
普段だと階下に降りてくる悠風が降りてこないので、ベッドに戻ったのだと判断し、
「一人でトイレできるんだね。お兄ちゃんになったね。」
と妻と喜んでいました。
先に寝るよとリビングを後にし、二階への階段を上った時です。
薄暗い踊り場でターンしようとした私の目の前に、虚ろな目をした悠風が座っていたのです!
総毛立つとはこのこと。
どうやら寝ぼけていたようで、
「階段がおもしろいの」
などと力なく話していました。
しばらく寝付けませんでした。
二階で足音。
トイレをする音がして、その後足音。
普段だと階下に降りてくる悠風が降りてこないので、ベッドに戻ったのだと判断し、
「一人でトイレできるんだね。お兄ちゃんになったね。」
と妻と喜んでいました。
先に寝るよとリビングを後にし、二階への階段を上った時です。
薄暗い踊り場でターンしようとした私の目の前に、虚ろな目をした悠風が座っていたのです!
総毛立つとはこのこと。
どうやら寝ぼけていたようで、
「階段がおもしろいの」
などと力なく話していました。
しばらく寝付けませんでした。