朝早く起きるための100の方法

世界を手のひらサイズに切り取ります。

July 2009

もう一回

山から山へとなんとか渡り歩いて、
だんだんに信頼も厚くなり、
気持ちも体も張り詰めながらも、
使命感とともにギリを通し続ける生活だったのだが、

こけた。

なんというか、気持ちがこけた。

先週からうまくエネルギーをチャージできていなかったのだが、
それが祟ったのかもしれない。

もう一回、もう一回。

シリコンバレーから将棋を観る

梅田望夫の本。

羽生、佐藤康光、深浦、渡辺というトップ棋士との交流、昔読んでいた金子金五郎の記事等を重層的に使いながら観戦記を書いている。
将棋が弱い、将棋を指せないけど、将棋を観て楽しむことができるという思想に非常に共感した。

将棋ができない人、読んで感想を聞かせてくれないだろうか。

棚橋―杉浦

IWGPヘビー級選手権試合。
挑戦者杉浦の攻めがえぐかった。
杉浦は好きなレスラーで棚橋はそんなに好きなレスラーではない。
しかし棚橋にシンパシーを感じるほどの杉浦の攻めがすごかった。
コーナーポストへの叩きつけ、膝、アンクルホールド、オリンピック予選スラム。
どれも決め手級だったのだが。

陽気なギャングが世界を回す

映画。
DVDで観た。
ひどい。
ただ、役者、特に鈴木京香と大沢たかおに救われたり、
カラフルな服に救われたりはしている。
ギャグはだだ滑り、妙なシャッフルのせいで映画はずたずた。
いろんなオシャレ系映画のパクリをしようとして失敗している。
脚本の敗北。

嬉しいこと

去年俺が少しの間先生をした連中が、ぐんぐん頭角を現しているようで、
コンテストでワンツーフィニッシュをしたり、別の要素で褒められたり、
まあ目立っているらしい。
嬉しいことである。
それをまめに報告してくれる奴がいて、俺はおめでとうメールをサプライズで送ることができる。

コンテストでどうなろうが、俺は正しい生き方をしたり、面白い経験を積んだりすることの方が重要だと思うのだが、
良い結果は素直に喜んでやりたい。
悪い結果の中にも光明を見出してやりたい。

俺は彼らに対してかっこ悪い先輩でいたくない。
その気持ちが俺を何度でもよみがえらせる。

ウェブはバカと暇人のもの

中川淳一郎の新書。

前々から感じていたweb2.0的なもの、人に対する胡散臭さと、
ネットでほたえる人たちを見る時の無力感を
わかりやすく書いてくれた本。
結論はチープだがプロセスが大事だ。

矢口真里が一生懸命ブログのアクセスランキング一位になるために
努力する番組を観たのだが、
辻とか矢口のブログを見る人というのは強迫観念に駆られて見てるのかな。
唖然とするほどどうでもいいことが書いてある。
関西人は耐えられないんじゃないだろうか。
そのようなものの集積で世の中が動いて、
ハッピーな方向へ行くとはどうしても思えない。

と、書いているこのブログもどうでもいいことの集積であるわけだが。

と、卑屈なことを考えると無限に撤退せねばならなくなる。
誰かに読んでもらうためじゃなくて、自分の生きてる証に、
なんていう本当にひどい言葉を、いいわけを、嘘を。

ハンサムスーツ

映画には関係なく。
妻の発案でスーツを買いに行った。
前、俺が提案した時にはなんでやねん、と取り付く島もなかったのだが、
どんな風が吹いたのか。

青いスーツを持っていないので、そういうのを探しに行った。

2着買ったのだが、会社に着ていけるのは夏休みの関係で8月に入ってから。

シャワークリーンスーツを視野に入れていたのだが、断念。

誰も知らない

寝室でごろごろしてたら映画を見に行った時のパンフが出てきて、
DVDを借りて観た。
映画館で観た時より長く感じた。

どんどんどんどん部屋が荒れていく。
掬えるほどの蒸し暑さ、ほぼ固形になるまで煮詰まった状況が
画面からみしみし伝わってくる映画だった。

砂漠2

伊坂幸太郎の小説。

読み終えた。
夏、が俺にとってはクライマックスで秋・冬で緩やかな収束という感じ。
実に緩やか。

今目標にしている人が、西嶋と話し方がすごく似ていることに気づいて、
会社でそれを伝えたら、その先輩も砂漠を読んでいて、
それを聞いていたハンサムな後輩も砂漠を読んでおり、
「怒りサミットだ!」とか
「それを聞いた北海道人が今大挙して南下してきてますよ。」
などとジョークをいいあって楽しんだ。

なんてこと、あるわけない。
と、思うじゃん。

プロレス「暗黒」の10年

井上譲二という週刊ファイトの元編集長の本。
興味深かった。
でも、それだけだ。

なぜか。

アントニオ猪木はずるっこしい。

とたとえば書いてあったとして、そこにまつわるエピソードがあまりに薄くてまったく共感できない。
と、いうことで埋め尽くされている本。

人でもいますね、
「俺、こんな世界知ってるぜ。」
とか言っといてエピソードが薄い人。
黙っとけ!と言いたくなります。

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