一年ほど前に買った本だが、読まずに置いてあった。
最近読みたくなって、広大な敷地内をくまなく捜索、
60億分の1を探し出した。

ランス・アームストロングの自伝だ。

ランス・アームストロングは自転車乗りで、
世界最高峰のレースである「ツール・ド・フランス」を
何度も制覇している。
俺はレースをテレビで見ていてカッコいい!と思ったので本を買ったのだ。

彼は二十代半ばで睾丸ガンを発症、脳と肺に転移するという状態から復帰、
それまで完走すらできなかった「ツール・ド・フランス」の制覇を成し遂げた。

本を読む前はランスはヒーローだった。
読み終えた今、ランスは多分嫌な奴だけど、読んでよかったと思う。