津田沼駅の前、夜七時。
弾き語りの男。
一重の人だかり。
まあ上出来。
通り過ぎる時に聞こえてくる歌は下手。
ギターも調弦が下手なのか何なのか下手。
でも訴えるものがある。
妙な奴だ。

彼には何か素敵な才能がある。
スバラシイ。

それが歌じゃなかっただけで。